ミズノは世界最多のディンプル数を更新した、566ディンプルの新しい「JPX DE」を2016年4月15日から発売を開始する。計566個の通常ディンプルとプチディンプルにより、落ち際の「ひと伸び」をアシストしてくれるボールとなっている。
パッケージ、外観、カラーバリエーション
特長
高速域の「高さ」~通常ディンプルの進化~
ディンプルの断面形状(深さやエッジ角度)を見直すことにより、揚力が大きく、抗力が小さくなり、吹き上がりを抑えた高弾道を発揮。これまでの最高点高さを「より高く、より遠くへ」を可能にしている。
低速域の「粘り」~プチディンプルの進化~
ディンプルパターンを見直し、プチディンプルを増加することにより、落ち際から落下に掛けての低速域で、従来より効果を発揮。高い揚力を維持し緩やかな落下角度で、落ち際の「ひと伸び」をアシストしてくれる。
落ち際の「ひと伸び」が違う!
ディンプルに求められる飛距離性能
![飛びの三要素](https://i2.wp.com/media.mizuno.com/~/media/Images/jp/golf/ball/jpxde/img_05.png?w=680)
飛びの三要素(ボール初速・打ち出し角・スピン量)は、ボールの素材や構造によって決まり、そしてインパクト後から落下までの空中の動き(弾道)は、ディンプルの形状や配列によって決まる。飛距離アップのために必要なディンプルは、高速時と低速時で適正な形状は大きく異なることをミズノは分析。
球体飛翔研究とゴルフボールの新たな可能性の追求
![可視化した風洞実験](https://i2.wp.com/media.mizuno.com/~/media/Images/jp/golf/ball/jpxde/img_06.png?w=680)
ミズノは回転球体の空力研究の権威ある大学とともに、ゴルフボールの飛翔研究を行い、その最先端のテクノロジーを駆使して、新たなディンプルの可能性を追求した結果、通常ディンプルとプチディンプルを組み合わせた「デュアルエナジーディンプル」が誕生した。
プチディンプルの構造と効果
![プチディンプルの構造と効果](https://i1.wp.com/media.mizuno.com/~/media/Images/jp/golf/ball/jpxde/img_07.png?w=680)
インパクト直後から最高到達点付近の高速エリアでは、大きなディンプルが揚力と直進性に効果を発揮。落ち際から落下に掛けての低速エリアでは、プチディンプルが効果を発揮し始め高い揚力を維持する。
落ち際は揚力が高いボールが飛ぶ
![高速域と低速域の揚力・抗力・飛翔方向](https://i2.wp.com/media.mizuno.com/~/media/Images/jp/golf/ball/jpxde/img_08.png?w=680)
頂点までの上昇中に発生する揚力は、進行方向と反対方向に力が掛かっており飛距離にとって大きすぎるとマイナスになる。一方、頂点以降の降下中に発生する揚力は、進行方向と同じ方向に力が加わることになり、揚力が大きければ大きいほど飛距離にとってプラスに働く。同じボール初速・打ち出し角・スピン量ながらも、プチディンプルの効果により、落ち際でも飛距離アップを可能にした。さらに、落下角度が緩やかになるために、ランでの飛距離アップも期待できる。
仕様
品番 | 5NJBM74610 |
---|---|
商品名 | JPX DE |
価格 | オープン価格 |
カラー | シルバーパール |
推奨H/S | ~44m/s(レディース対応可) |
フィーリング | ソフト |
構造 | 4ピース(クロスコア構造) |
ディンプル数 | 566(世界最多更新) |
ボール番号 | 1、3、5、7 |
弾道 | 高弾道 |
スピン量(1W) | 少なめ |
スピン量(SW) | 普通 |
対象ゴルファー | ドライバーもアイアンも、とにかく飛距離を求めるゴルファーへ。 |
原産国 | 台湾 |
・オウンネーム対応品 ・半ダース箱の対応は、オウンネーム対応の場合に限り、74610シルバーパールのみ対応が可能。(74620パールホワイトは半ダース対応不可) |
ソース