米国男子PGAツアー「ディーン・アンド・デルーカ招待」が5月26日から5月29日にアメリカ/テキサス州のコロニアルCCにて行われ、ジョーダン・スピース選手(アメリカ)が通算17アンダーで地元大会で優勝を飾った。
世界ランク2位のジョーダン・スピース選手は、最終日にスコアを5つ伸ばすと、2位のハリス・イングリッシュ選手(米国)に3打差をつけて、マスターズ選手権での悲劇から文句なしの復活を見せつけた。マスターズで、3日目まで首位を守っていたジョーダン・スピース選手だが、連覇がすぐそこに見えてきたバックナインでまさかのミスを重ね、ダニー・ウィレット選手(イングランド)にグリーンジャケットを譲った。マスターズでの悲劇の後、ジョーダン・スピース選手はザ・プレーヤーズ選手権で予選落ち、AT&Tバイロンネルソンでは、2位からスタートした最終日に失速し、セルジオ・ガルシア選手に優勝を譲っていた。しかし最終日のこの日は、16番で約6.2メートルのバーディーパットを沈め、拳を宙に振り上げて気持ちを高めると、17番では2打目をラフに打ち込みながら、3打目で13メートルの距離からチップインバーディーを奪った。最終18番でも10メートル超のバーディーパットを成功させ、再び腕を振り上げて優勝に歓喜した。
※マスターズ選手権優勝のダニー・ウィレット選手のセッティングはこちら。
※AT&Tバイロンネルソン優勝のセルジオ・ガルシア選手のセッティングはこちら。