国内女子ツアー「日本女子オープンゴルフ選手権」が9月29日～10月2日に栃木県の烏山城カントリークラブ 二の丸・三の丸コースで行われ、アマチュアの畑岡奈紗選手が史上最年少記録を更新し、本大会アマチュアでは初となる優勝を果たした。
本大会最難関の17番は本来パー5の490ヤードのコース。前日はボギーだったこのホールで、残り210ヤード池越えの第2打を4番ウッドでグリーンを捉え、攻めのゴルフでパーセーブ。18番は奥4メートルから難しい下りのフックラインを沈めてガッツポーズ。首位に躍り出た。トップを争う堀琴音選手が17番で第２打を池の手前に刻んだがボギーとなり、18番でバーディーパットを決めきれず、決着となった。
畑岡選手は茨城県のルネサンス高校に通う高校3年生の17歳。中学までは陸上部に所属し、200mで県大会にも出場した。中嶋常幸選手が主催するヒルズゴルフトミーアカデミーで指導を受けて才能が開花した。名前の「奈紗」は米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）からとっており、父の仁一さんが子どもの頃にアポロの月面着陸を見て「人類初の偉業を成し遂げ、世界に羽ばたく子になってほしい」と考えつけられた。
畑中選手は10月6日からスタートする「スタンレーレディス」にも出場予定。予選ラウンドでは、前年覇者のイ・ボミ選手、今季好調の笠りつ子選手と同組になり、注目度の高い予選の組み合わせになった。
畑岡奈紗選手 セッティング情報
ドライバー：スリクソン Z545 ドライバー（ロフト9.5°）
シャフト：Miyazaki Indigo 65（長さ45インチ）
FW：スリクソン F65 フェアウェイウッド（#４、ロフト17°）
UT：スリクソン Z H45 ハイブリッドユーティリティ（#３）、スリクソン Z U45 ユーティリティ（#４）
アイアン：ダンロップ スリクソン Z745 アイアン（#５～PW）
ウェッジ：クリーブランド 588 RTX 2.0 ウェッジ（50、54、58°）
パター：ピン スコッツデール パター PIPER C
ボール：スリクソン Z-STAR XV ボール
ウェア：デサント リオオリンピックモデル
畑中奈紗選手が着用した帽子、ウェアはリオオリンピックで日本代表選手が着用したウェア。オリンピックでのウェア詳細はこちら。
畑中奈紗選手が着用していた帽子
ソース
http://news.golfdigest.co.jp/news/winnersbag/jlpga/article/65512/1/
http://www.descente-onlineshop.jp/dct/goods/index.html?ggcd=OPDGM0326F&cid=BdcgA