リディア・コ選手がPXGとの契約と新シーズンのセッティングを発表!!

女子ゴルフ世界ランキング1位のリディア・コ選手(ニュージーランド)がアメリカの新興メーカーPXG社との契約を発表した。既にPXG社HPでリディア・コ選手が契約選手として動画付きで紹介されており、新シーズンのセッティングも公開されている。

キャロウェイからPXGへ

リディア・コ選手は昨シーズンまでキャロウェイの看板選手として活躍。起亜クラシックANAインスピレーションでメジャー2勝目を挙げるなど、昨シーズンだけで4勝、プロ通算19勝を誇る現役最高の女子選手と言っても過言ではない。また、昨年開催されたリオデジャネイロオリンピックでは、ニュージーランド代表として出場し、見事銀メダルを獲得する活躍を見せた。

昨シーズンだけでも輝かしい活躍を見せていたにも関わらず、現役の世界ランキング1位の選手が契約メーカーを変更することは、まさに異例中の異例であり、新年早々電撃的なニュースとなった。

PXG社のクラブを握るリディア・コ選手

PXG社のクラブについて語るリディア・コ選手

リディア・コ選手コメント

「When I first hit PXG’S clubs I was extremely impressed by how they felt. They felt solid and the performance was – WOW!」(初めてPXGのクラブで打った時、なんとも表現できないような、非常に感銘を受けました。信頼を感じるし、パフォーマンスには驚きです。)

新シーズンのセッティング情報

既にPXG社ホームページでリディア・コ選手の新シーズンのセッティングが発表されている。

ドライバー:PXG 0811X プロトタイプ、ロフト9°

シャフト:グラファイトデザイン Tour AD TP 4 S、45.75インチ

FW(#3):PXG 0341 3ウッド、ロフト15°

シャフト:グラファイトデザイン Tour AD SLII 5 SR、43.5インチ

FW(#5):PXG 0341 5ウッド、ロフト18°

シャフト:グラファイトデザイン Tour AD SLII 5 SR、42⅝インチ

ハイブリッド:PXG 0317 Hybrid、ロフト22°

シャフト:グラファイトデザイン Di 75 R、40.5インチ

ハイブリッド:PXG 0317 Hybrid、ロフト25°

シャフト:グラファイトデザイン Di 75 R、39⅜インチ

アイアン:PXG 0311 Xtreme Dark Irons #5-9、pw

シャフト:UST Mamiya Recoil 670 F3

ウェッジ:PXG 0311 Milled Dark Sierra Wedges、ロフト53°、58°

パター:PXG Gunboat、33.25インチ

「ANAインスピレーション」優勝時のセッティング

リディア・コ選手がメジャー2勝目を達成した「ANAインスピレーション」でのセッティングはこちら。

ドライバー:キャロウェイ XR 16プロドライバー(ロフト角 10.5 度)

フェアウェイウッド #3:キャロウェイ ビッグバーサ アルファ 815 フェアウェイウッド(ロフト角 14度)

ハイブリッド #4:キャロウェイ ビッグバーサ アルファ 815 ハイブリッド(ロフト角 23度)

アイアン:キャロウェイ APEX PRO アイアン(#5-PW)

ウェッジ:キャロウェイ APEX PRO ウェッジ (48°)

ウェッジ:キャロウェイ MACK DADDY 2 ウェッジ (54°、60°)

パター:オデッセイ ホワイトホットプロ 2ボールパター

「PXG(パーソンズエクストリームゴルフ)」とは?

「PXG」は2014年に新設されたメーカー。母体となっているのは世界NO.1のホスティング事業者(ドメインを管理する会社)である米国のGoDaddy社であり、創立者はそのGoDaddy社のCEOであるボブ・パーソンズ氏である。そのボブ・パーソンズ氏が“いくら金をかけてもいいから自分に合う最高のクラブを作りたい”という希望から立ち上がったブランドが「PXG」である。PING社のクラブデザイナー2名を迎え入れ、通常のクラブ開発費の4倍はかけて入るという。

2015年シーズンからライアン・ムーア選手(米国)が使用開始。2016年シーズンからは、07年に「マスターズ」、15年に「全英オープン」を制しているザック・ジョンソン選手(米国)、07年に「全米女子オープン」、10年に「全米女子プロゴルフ選手権」を制しているクリスティ・カー選手(米国)など、メジャータイトルホルダーの大物選手も使用を開始している。2016年までにPGA、LPGA、チャンピオンズツアー(米シニアツアー)で計13名のツアープロと契約を結んでいる。ザック・ジョンソン選手は「キャディからコーチ含め、私のチーム全体は、PXGは紛れもなく私の目標達成を支援するための最良の機器である。」と語っている。

実績としては、2016年5月5日から8日行われた、PGA米国男子ツアー「ウェルズ・ファーゴ選手権(Wells Fargo Championship 2016)」にてジェームズ・ハーン(James Hahn)選手(米国)がPXG(パターは除く)を使用して、見事ツアー優勝を果たした。ジェームズ・ハーン選手のセッティングはこちら。

リディア・コ選手の契約により、PXGは今後さらに実績を伸ばせるか、注目のブランドである。PXG社の詳細は下記URLをチェック!!

新興メーカー「PXG(パーソンズエクストリームゴルフ)」とは!?

ソース

https://www.pxg.com/ja-jp

リディア・コ選手がPXGとの契約と新シーズンのセッティングを発表!!
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