テーラーメイドはタイガー・ウッズ選手と複数年契約を締結を発表した。発表前日から、タイガー・ウッズ選手はは自身のSNSで「遂に決断した」とコメントするなど、契約が間近であることを感じさせていた。今回の契約についてタイガー・ウッズ選手は、「私はこれまでのゴルフキャリアを通じ、使用するギアには常に細心の注意を払ってきました。ここ数か月間、ほぼすべてのゴルフメーカーから送られてきたクラブをテストしました。しかし、最終的にどのクラブを使うか決めるのは簡単なことでした。その性能だけで判断した結果、テーラーメイドを選ぶと決断したのです。」と語っている。
タイガー・ウッズ選手は、トップアマチュアとして活躍していた時代に、テーラーメイドのクラブ使用しており、1994年と1995年に全米アマチュア選手権を連覇した際に使っていたのはテーラーメイドのメタルウッドで、その他のジュニアタイトル獲得やツアープロ転向してからの勝利にも貢献しているという。
契約内容はテーラーメイドのドライバー、フェアウェイウッド、アイアン、ウェッジのみの契約でパター、ボール、ウェアは別契約。パターは1年4か月ぶりの復帰戦となった「ヒーロー・ワールドチャレンジ」で使用したスコッティキャメロン、ボールは既に契約を発表しているブリヂストン、ウェアはナイキと契約を継続していく模様。
今後、タイガー・ウッズ選手はテーラーメイドの製品を使用していく予定だが、実際に使用するモデルについては、今後テーラーメイドと共同で広範囲に及ぶテストを経たうえで決定する予定。特にアイアンに関しては、タイガー・ウッズ選手が満足いく製品がなく、タイガーウッズ選手とテーラーメイドのクラブ開発エンジニアと共同で新製品を開発中。自らのアイディアが反映された新しいアイアンを、将来的にツアーで使用していく予定となっている。
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