キャロウェイは、“ソフトなのに、ぶっ飛ぶ”ことで大人気となっている「CHROME SOFT ボール」、「CHROME SOFT X ボール」を2018年にリニューアルし3月2日から発売を開始する。
進化した部分は多岐にわたるが、中でも最も画期的なのは、「グラフェン」という素材を新たに導入したこと。グラフェンは、炭素原子が重なった「グラファイト」から分離した素材で、非常に薄く、軽くて、高い柔軟性を持っているが、それにもかかわらず鋼鉄の200倍の強さを持ち、地球上で知られている素材のなかでも、もっとも軽くて強いものの1つと言われている。2010年のノーベル物理学賞は、このグラフェンの研究をした2人の物理学者に与えられている。
ゴルフ業界では今回の「CHROME SOFT ボール」「CHROME SOFT X ボール」が初の採用で、他の業界では航空機などにも使われている素材。では、そのグラフェンが搭載された注目のボールとなっている。
外観
「CHROME SOFT ボール」
「CHROME SOFT X ボール」
「CHROME SOFT X ボール イエロー」(4月上旬発売予定)
特長
ゴルフ業界初の「グラフィン」採用
「グラフェン」という素材を新たに導入。非常に薄く、軽くて、高い柔軟性を持っている素材で、それにもかかわらず鋼鉄の200倍の強さを持ち、地球上で知られている素材のなかでも、もっとも軽くて強いものの1つと言われている。グラフィンはイメージ図で六角形の網目状になっているところに採用。これはあくまでイメージで、実際はナノテクノロジーで肉眼で見えるようなものではない。「グラフェン」が入ることでコアをやわらかいまま大きくでき、高いボール初速と低スピンを実現。下の写真は、左が前の「CHROME SOFT ボール」、右が2018年のニューモデルの断面です。実際、ニューモデルは前のモデルに比べて、インナーコアの直径が21%、インナーコアの体積が79%も大きくなっている。
ミドルアイアンからウェッジにおいて、高いコントロール性能を実現
新しいデュアル・ソフトファスト・コア採用により、ミドルアイアンからウェッジではより高いコントロール性能を実現しる。
グリーン周りでの高いコントロール性能を生むウレタンカバー
薄くてソフトなウレタンカバーはフィーリングが非常に良く、ピッチ&ランや、ロブショットでのコントロールがしやすくなっています。
ソフトフィールで、やさしさも併せ持つ
ソフトで高初速を生み出すデュアル・ソフトファスト・コアを搭載しているため、ミスヒット時にも寛容。オフセンターヒットでもボールがつぶれやすいため、サイドスピン、バックスピンを軽減し、安定した飛距離をもたらします。また、かつてないソフトなフィーリングも実現します
あなたに合うボールは?
クロム ソフト:よりソフトな打感/ よりやさしい/ ストレートな弾道
クロム ソフト X:ソフトな打感/ やさしい/ 高い操作性
紹介動画
スペック
CHROME SOFT ボール
ボール構造 | 4ピース |
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コア | グラフェン搭載 デュアル ソフトファスト・コア |
中間層(2層) | アイオノマー |
カバー | 極薄ソフトウレタン |
カバーパターン | ヘックス・エアロネットワーク パターン |
- ※Made in USA