キャロウェイは2017年にJAILBREAK テクノロジーで世界を席巻した、「GBB EPIC」シリーズに続き、EPICを名前に持つ「EPIC FLASH」シリーズを2019年2月1日に発売を開始する。また、2019年1月9日からオンラインで先行予約を開始し、11日より店頭での試打も開始した。
革新的な新技術が投入されている一番の目玉はフェース。AI(人工知能)により、フェースの設計がなされている。これにより、とてつもない量のデザイン解析が可能になる。「EPIC FLASH」のフェースでは、スーパーコンピュータを駆使し、AIが自己学習を繰り返しながら、なんと1万5000回もの設計・修正を実行。これは従来の方法であれば、34年もの長い期間を必要とする回数である。デザイン解析にあたって、AIに与えられた命題は、「ボール初速を上げる」「耐久性を確保すること」「ルールに適合していること」の3つ。この条件を満たしたなかでAIが導き出した最適解のフェースは、「FLASH フェース」と名付けられた。このフェースの形状を初めて見たとき、キャロウェイの技術陣はとても驚いたそうだ。従来のフェースの裏側は、中央部分を厚く、周辺部分を薄くして、ボール初速を上げ、耐久性を担保するという考え方が一般的だったが、「FLASH フェース」は真逆。中央部分が薄く、周辺部が厚くなっていて、さらに左右非対称で複雑な曲線を描いたものだったからだ。まさに、人間の常識を超えた、AIだからこそできたフェースであり、34年も先を行く、“未来のフェース”となっている。
「EPIC FLASH」シリーズは、「EPIC FLASH STAR ドライバー」「EPIC FLASH ドライバー(数量限定)」「EPIC FLASH Sub Zero ドライバー」の3つのドライバーに加えて、「EPIC FLASH STAR フェアウェイウッド」「EPIC FLASH Sub Zero フェアウェイウッド」もラインアップ。また、ウィメンズモデルも用意しており、「EPIC FLASH STAR Women’s ドライバー」「EPIC FLASH STAR Women’s フェアウェイウッド」も同時発売予定となっている。
「EPIC FLASH」シリーズの違い
それぞれの違いはヘッドの調整機能にある。
ペリメーター・ウェイティング
スライド式ウェイトを移動させることで、理想の弾道を実現することができる。
「EPIC FLASH STAR ドライバー」
「EPIC FLASH ドライバー」
「EPIC FLASH Sub Zero ドライバー」全てに搭載
アジャスタブルホーゼル
自分に最適な弾道の高さ(ロフト角)と打ち出し角(ライ角)を調整することを可能にする機能。
「EPIC FLASH ドライバー」
「EPIC FLASH Sub Zero ドライバー」に搭載
スクリューウェイト
ウエイトを変えることによりヘッドの重さを調整することが可能
「EPIC FLASH Sub Zero ドライバー」に搭載